ブックメーカーとは、簡単に説明すると、サッカー・テニス・野球などのスポーツを中心として、政治(最近では英国のEU離脱などもオッズを付けていました。)などの結果を予想、それらの結果に対して現金などで賭けを行うこと。またはそれを運営する企業の事を指します。
比較的歴史は古く今でもブックメーカーの中心であるイギリスで1970年代にスタートしたと言われています。現在ではイギリスなどのヨーロッパを中心に、アメリカでも行われています。
最近では、イギリス王室のキャサリン妃が出産されましたが、それも男児か女児かなどの賭けの対象にされていました。仮に日本の皇室に対し同様の事が行われたら不謹慎だと断罪されたと思いますが、イギリス国内ではブックメーカーに賭けることはそれほど一般に認知されており、普通の事だととらわれているということです。
ブックメーカーの運営についてはオンラインカジノと同様に各国で法律で定められており、当該国においてはもちろん合法的なものです。また、ブックメーカーの公平性については結果が一般に認知されるものなので、そこにイカサマの介入の余地はなく出金のしっかりした会社に賭ければ自信の予想のみに集中できます。
ブックメーカー各社で賭けられるスポーツや試合は若干ですが異なります。ただ、大まかなものは共通していますので、オッズの比較などでより自分に有利なブックメーカーを選ぶことが出来ます。
賭けられる主なスポーツは、以下の通りです。
男女ワールドカップやその他の国際大会、チャンピオンズリーグ、プレミアリーグ、リーガ・エスパニョーラから日本国内のJリーグも賭けの対象になっており、totoとは違って各試合毎に賭けられるため自分の応援するチームだけに賭けることも可能です。
現在のブックメーカーはサッカーとこのテニスが主流です。特にテニスは引き分けという概念がなく、また、実力差が出やすく結果が予想しやすいため(実力が均衡していると難しいですが)人気が高いです。最近では錦織選手の活躍もあり日本人も多く参加しているそうです。
日本ほどヨーロッパでは野球人気がないため、実はそれほど人気が高くはありません。ただ日本人が多く賭けているスポーツだそうです。日本のプロ野球でも通常のリーグ戦からクライマックスシリーズ、日本シリーズも賭けの対象になっています。また、WBCやメジャーリーグにも賭けることが出来ます。
海外競馬(凱旋門賞等)やバスケットボール、アメリカンフットボール、ボクシング(世界戦の一部)などにも賭けられます。
ブックメーカーに賭けることは違法ではないのか?という疑問があると思います。完全な正解は裁判所に任せることになりますが、基本的にはオンラインカジノと同じなのでオンラインカジノの基礎知識に記載してあるオンラインカジノの違法性をご確認ください。